龍 六三占い師インタビュー 2024.11.28

きっかけは母なんです。
母が六三除けを使う人で、中学生の頃に簡単な形で教えてもらったのが最初でした。
本格的に伝授してもらったのは高校生の頃ですね。
その頃には母の友人で占い師をしている方もいらして、その方から霊視や霊能、そしてタロットも学び始めました。
社会人になってからは、そういった知識をカウンセラーの仕事に活かして活動していたんです。

人生の転機になったのは、家族問題による離婚でした。
家族修復のため、風水師や霊能者、コンサルタント、カウンセリングなど、あらゆる方法に時間とお金を費やしました。
その中で、「自分の人生を彷徨い、誰を信じてよいのかわからない。それなら、自分で自分を占おう。そして、自分で決めたことに責任を持つんだ。」と気づき、そこから占術や心理学、資格取得のために猛勉強を始めました。

もともと、周りから相談を受けることが多くて、無償で鑑定して喜んでもらえることがよくありました。
それに加えて、キャリアコンサルタントとしてカウンセリング業務にも携わっていたんです。
心理学を学んでいたこともあって、カウンセリングに占いを取り入れる形で人をサポートしていました。

コロナ禍で、対面のカウンセリングや占いではなく、電話での遠隔相談が増えました。
その頃、電話占い師としてスカウトされ、プロとして本格的にこの道を歩んでいます。

私は自己研鑽をとても大事にしていて、月に一度は国内や海外に浄化や修行の旅に出ています。
やはり、常に自分の力をクリアで整った状態に保つことが大切だと思っているので。

鑑定の際は、その人としっかり気を合わせることを意識しています。
例えば、ヒーリングボールを鳴らしたり、水晶を鳴らしたり、カードを切ったりと、相手に合わせて方法を変えながら気を調整していきます。
いきなり霊視を始めたり、時間を待たせたりするのではなく、まずはリラックスしていただくことを優先していますね。
ご相談者様が落ち着いた状態になったタイミングで鑑定を始めるようにしています。

ありがたいことに、『元気が出る』『具体的な鑑定が嬉しい』『先生と話すと元気をもらえる』といった感想をいただくことが多いんです。
特に印象に残るのは、自分の気持ちが整理できなかった方が、『自分が本当にどうしたいのか気づけました』と教えてくださる瞬間です。

『本来やりたかったことを見つけることができました』や、『先生のアドバイス通りに動いたら、現実的にこうなりました！』といった報告をいただくと、本当に嬉しくなりますね。
中には、1ヶ月に1回電話をくださって近況報告をしてくれる方もいらして、そういうつながりからやりがいをすごく感じます。

私のもとに来てくださる相談者様には、本当にご縁を感じています。
その方には絶対に幸せになっていただきたいので、時には厳しいことをお伝えすることもあるかもしれません。
ただ、それもすべて、相談者様の未来を良い方向に導きたいという思いからなんです。

鑑定では、私に見えたことや降りてきた言葉を、そのままお伝えするようにしています。
ですので、もし納得がいかない点があれば、どうぞ遠慮せずにご確認いただけたらと思います。
メモを取りながらお聞きいただけると、お役に立てることも多いですし、私も真摯にお応えするよう努めています。